楽しく堅実に資産を増やしたい

投資初心者に堅実な投資の情報を整理していきます

売ると決めた途端に大幅安

2014年に買った投資信託(国内・海外株式のインデックスファンド)を売ると決めた途端に、

ニューヨーク株式市場大幅安!今年の上昇分がチャラ

東証日経平均)も800円安!

やっぱり世界同時株安なのか?
うおおーーー!


「もっと早く決めて早く売っておけばよかった!」
と言うのは簡単ですが、早く決めてても売る決心ができたかどうかはわかりません。
こういうときに、必要以上に狼狽しないことが大事(らしい)です。

今年はまだ2カ月あります。
気長に、と言えるほどの期間ではありませんが、株価の再上昇を待つことにします。

2014年のNISA枠で購入した投信はやっぱり売却します

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9月末のポートフォリオを確認したところで、2014年のNISA枠で購入した投資信託をどうするか決めるなければなりません。
以前書いた記事はこちら。
fp-uta.hatenablog.jp

選択肢は3つ

2014年のNISA枠で購入し保有している商品の売却益等が非課税になるのは今年いっぱいです。
今後とりうる方法は3つあります。

①今年のうちに売却する

利益が出る場合、売却益には課税されません。
損失が出ている場合、損失を繰り越したり通算したりすることはできません。

②そのまま保有する(何も手続きしない)

通常の課税口座に保有している商品が移り、売却時に課税対象になります。
取得価額は、今年末の評価額となります(=2014年~2018年の上昇分には課税されない)。

③手続きしてロールオーバーする

引き続き商品をNISA口座で保有し続け、2023年まで非課税扱いとなります。
2019年のNISA枠は使ってしまうことになります。

結論は

①の今年中に売却にします。
自分の目論見よりリスク資産(株式)の比率が高く、DCとつみたてNISAでまた増えていきますので。

そうなると、売却のタイミングを考えないといけません。
一応チャートを見てそこそこのところで売れればと思ってます。
結果的に「あのとき売ったのは・・・」となるかもしれないが、短期的な株価の予想は難しいので、それはそれで仕方のないことかと。

今年も優待のトミカが届きました(2018年)

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今年も、タカラトミー㈱から株主優待トミカが届きました。
(10月23日到着)
昨年の記事はこちら
fp-uta.hatenablog.jp

今年の優待内容

自分は車に詳しくないので、車種がわかりませんでした。
公式サイトを見ると、今年は「平成に貢献したスポーツカーと働く自動車」がテーマだそうで
トヨタ86
UDトラックス クオン ミキサー車
の2台だそうです。ちなみに、1000株以上持っているとさらに
・日産 GT-R
トヨタ ダイナ 清掃車
ももらえるそうです。

今年はミニカーに「2018株主優待」と書かれているので、いつもらったものか後から見てもすぐわかるようになっています。
トヨタ86の方も、見にくいですがドアの下の方に黒い文字で書かれています。

蛇足

去年の記事を読むと、去年は届いてすぐ子どもたちが取り合いの喧嘩をしてました。すっかり忘れてました。
今年は封を開けて自分が眺めていると、すぐに下の子(息子)が発見。
「パパそれなあに?」と尋ねてきて、そのまま2台とも持って行きました。
上の子(娘)は今年は「静観」していましたが、娘の成長によるものなのか、たまたま他に気になるものがあったからなのかまだわかりません。

2018年9月末のポートフォリオ(資産残高構成比)

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ようやく9月末残高をまとめたので、ポートフォリオのご報告です。
四半期ごとに載せようと思ったのに何度かサボった認識はありましたが、なんと1年ぶりです。
ポートフォリオ、運用成績」というカテゴリー作ったこと自体忘れてました(笑)

外貨建の残高報告書は?

2014年にNISA口座で購入した「バンガード FTSEエマージングマーケッツETF」は海外ETFを直接購入したので、国内のものと別の残高報告書がいつも発行されていました。
今までは国内より早く交付されていたのが、今回はいつまで待っても交付されません。
SBI証券さん、ルールが変わったのでしょうか?
だれか事情を知っている人がいたら教えてください。

全体の構成比

言い訳はこのくらいにして、9月末の資産残高比率です。
カッコ内は1年前との比較です。

①無リスク資産 59.7%(▲5.4%)
②国内株式インデックス 15.5%(+1.9%)
③海外株式インデックス 16.4%(+3.0%)
④国内株式(個別銘柄) 8.4%(+0.5%)
[リスク資産計 40.3%(+5.4%)]

リスク資産が4割を超えました。ちょっと多いです。

リスク資産比率が増えた理由

企業型DC

自分の勤めている会社は企業型DCがあるので、毎月退職金の一部が掛け金として入ってきます。
そして、自分は税制メリットをMAX受けるべく、DCの資産は全て株(国内・海外半々)で運用しています。

つみたてNISA

今年はつみたてNISAで毎月「EXE-i新興国株式ファンド」を購入しています。
海外株式増加の要因の一つです。

無リスク資産(貯金)は増えない

給与か生活費を除いたお金は基本的に貯金しているのですが、自分のお金にならないのでカウントしていません。
貯金から自分の楽しみに使った分は減ります。
(申し遅れましたが、家計と自分個人の資産は分けていて、上記比率は個人の資産のみ対象にしています)

上記により、よっぽど株価が下がらない限り、放っておくとどんどんリスク資産が増えます。

蛇足

家計も含めた資産全体で考えるべきなのかもしれませんし、会社が出してる掛金が主体のDCは別に考えるべきかもしれません。
しかし、「自分が管理してどう運用するか決められる資産」を対象に考えることにも意味があると思うので、これでいきます。

新社会人の資産形成~SBI証券と楽天証券の比較⑤

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今週はずっとこのテーマで書いてきましたが要点をまとめると
①売買手数料は同じ
②つみたてNISA、iDeCoのラインナップもほぼ互角
③ポイントサービスは圧倒的に楽天が有利
④銀行との連携サービスはほぼ同じだが、ポイントの分楽天がお得

となります。

結論としては、今から新たに証券口座をつくるならポイントがもらえてお得な分だけ楽天証券がおススメということになります。
これ以外の結論を出すのは無理がありますよね。
ただ、(自分のような)SBI証券利用者が乗り換えるほどの差はありません。

つみたてNISAやiDeCoを利用することを考えると、そこでどんな商品(投資信託)を買えるかは目先のポイントより大事です。
楽天にはバンガード社と提携した人気商品がありますが、本当にこれでよいかの評価にはもう少し時間がかかりそうです。
(②の記事で少し触れてます)

売買手数料が全く同じという点からもわかるとおり、この2社は互いをライバル視して熾烈な競争を繰り広げています。
そのおかげで手数料が下がり、商品ラインナップも充実され、私たち消費者が恩恵を受けているのだなと感じます。
今後も健全な競争が続くことを期待します。

新社会人の資産形成~SBI証券と楽天証券の比較④

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今日は、銀行と連動したサービスについてです。
SBI証券住信SBIネット銀行楽天証券楽天銀行と連携したサービスがあります。

証券口座への自動入金サービス
通常、証券会社で商品を購入するためには事前に銀行から証券会社の口座にお金を振り込んでおく必要があります。
しかし、2社ともこれを不要にするサービスがあります。

住信SBIネット銀行は、普通預金の他に「ハイブリッド預金」というものがあります。
このハイブリッド預金口座にお金を入れておけば、SBI証券で株や投資信託を購入すると自動的に必要代金だけをSBI証券に送金し、決済してくれます。
株や投資信託を売却した場合は、逆に自動的にハイブリッド預金に入金されます。

2つ口座があるのは面倒かもしれませんが、普通預金とハイブリッド預金との間のお金の移動(振替)は同社サイトで即時可能です。
自分の場合はそれぞれの口座を別目的に利用しており、むしろメリットと感じています。

楽天銀行の場合は、「マネーブリッジ」という証券との連携サービスに申し込んだうえで、自動入出金サービスの設定をすると同様のサービスが受けられます。
また、ダイレクトに証券口座とつながるためか、銀行口座、証券口座それぞれに残しておく金額を設定することができます。

金利は現状では楽天銀行が0.1%、SBIが0.01%と楽天銀行に軍配が上がります。
普通預金でこの金利はとてもお得です。

楽天ならさらにポイントが!

楽天証券楽天スーパーポイントが得られることがメリット、と昨日の記事でもお伝えしました。
さらに、楽天銀行から毎日つみたてNISAの積立を行うことで、実質3%分のポイントを獲得できることが話題になっています。
詳細はたとえばこちらをご覧ください ↓
ichiokuen-wo.jp

画竜点睛

金利とポイントの面で、楽天の方がメリットがあります。

新社会人の資産形成~SBI証券と楽天証券の比較③

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今日はポイントサービスの比較です。
結論から言えば、大差で楽天に分があります。

楽天証券はポイントサービスが豊富

楽天市場での買い物で貯めたり使ったりできる楽天スーパーポイントは、同社グループのさまざまなサービスでも獲得、利用でき、最近ではマクドナルドなどグループ外の店舗でも貯まる共通ポイントです。
楽天証券でも連動したサービスがいくつもあり、魅力を高めています。

同社サイトから要点だけ書くと以下のとおりです。
①株式の取引手数料の1%をポイントバック
投資信託積立の手数料を全額ポイントバック
 (つみたてNISAは全て手数料無料のため、対象外)
楽天スーパーポイント投資信託の購入・積立が可能
 (期間限定ポイントは不可)
投資信託の積立を楽天カード決済にすると積立額の1%のポイント付与
⑤月1回500円以上のポイント投資で楽天市場の商品がいつでもポイント+1倍に

使い勝手の良い楽天スーパーポイントと連動しているのが大きなメリットです。
③のポイントで投資ができる、というのも今月始まって話題になっています。

難点はポイントの種類が多く、かなり複雑なことです。
(ポイント付与条件等、詳細は同社サイトでご確認ください)
楽天銀行と連携したサービスによって付与されるポイントについては、別の記事で書きます。

SBI証券は対照的

SBI証券にもSBIポイントという制度がありますが、楽天と対照的にほとんど知られていないと思われます。
ポイント制度の概要を今回記事にするために同社のサイトで確認しようとしたところ、ログインしないと見ることができませんでした。
なんと閉鎖的な!

自分はSBI証券利用者なのでログインして確認しました。
①株式取引手数料の1.1%分のポイント付与
投資信託残高の0.1%分(残高1千万円以上なら0.2%)のポイント付与
nanacoポイント、Tポイント等に等価(1:1)交換可能
④少し換金率は下がりますが、現金に換えることも可能

注意点ですが、SBIポイントがほしい人は先に申請しておかないともらうことができません。
SBI証券に口座を持っている人でも全員が付与されているわけではないのです。
なんと閉鎖的な(笑)

楽天の「これでもか!」と言わんばかりの“ポイント攻撃”とあまりにも対照的に、SBIの方はひっそりと提供されている(いつなくなってもおかしくない?)サービスです。
好意的に解釈すれば、ポイントに惑わされずに資産形成してほしいというメッセージなのかもしれません。
(自分は10年以上SBI証券を利用しているので、贔屓目が入っているのは許してください)