楽しく堅実に資産を増やしたい

投資初心者に堅実な投資の情報を整理していきます

見えないから怖い

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インフルエンザが大流行中です。
自分の職場でも1人が今週ずっと休んでいましたが、昨日新たに2人が早退し、2人ともB型っぽいです。
身近な人が次々倒れ、恐怖を覚えました。
インフルエンザウイルスは目に見えないので、怖さを増幅しているように感じます。

人間は、見えないものも想像し言葉にすることで様々なことができるようになりましたが、逆にこういった怖さをよりリアルに感じるようにもなりました。
お金も、紙幣や硬貨は見て触ることもできますが、ただの数字として=目に見えない形で扱っていることも多いです。
だからこその便利さと怖さがあるのだと思います。
仮想通貨はその極みとも言えるのかもしれません。

自分は今のところ何の症状も出ていませんが、来週は少しブログ更新の頻度を落としたいと思います。
(休んだ人の分も仕事を・・・というわけではないのですが。いい加減な記事は申し訳ないので)

大江英樹さんの「自分で年金をつくる最高の方法」

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昨日少し触れた大江英樹さんの本をちょうど読み終わったので紹介します。
自分で年金をつくる最高の方法(大江英樹、日本地域社会研究所)

2013年出版と少し古いですが、まだamazonで買えるようです。
私はブックオフで200円で買いました。

確定拠出年金のことがよくわかる本です

確定拠出年金の運用【完全マニュアル】」という副題のとおりです。
確定拠出年金の解説本ですが、企業年金制度がどういうものかからとても丁寧に説明してくれてます。

自分の会社もそうですが、「退職金の一部が企業年金になっている」と言われてもよくわかんないですよね。
自分も数年前までそうでした。
この本を読めばわかるようになるはずです。

運用商品選びも

何に投資すればよいかもわかりやすく書かれていて、出版からもうすぐ5年になりますがほぼそのまま使えます。
パッシブ(≒インデックス)型の投資信託が勧められています。

注意点など

個人型の確定拠出年金は昨年から大幅に加入対象者が拡大されたので、その部分は注意が必要です。

また、文章は話しかける口調で読みやすいのに、フォントのせいなのでしょうか、読みにくい感じがして読み終わるまでにずいぶん時間がかかってしまいました・・・。

画竜点睛

会社で確定拠出年金(DC)に入ってるけどなんだかさっぱりわからない、勉強したい、という人にはお薦めの本です。

「投資」と「投機」は別物。投資対象が何か=何を買っているのかを知ることが大事

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皆既月食、見事でしたね。
自然現象に「見事」はおかしいのでしょうが、実に綺麗でした。
40数年生きてきて、こんなにちゃんと見られたのは初めてです。

まずは訂正を・・・

皆既状態の間にテレビでクローズアップ現代報道ステーションを見ていて、先週の記事は間違っていたことがわかりました。
インチェックからは、仮想通貨のデータそのものが別の口座に移されていたんですね。
リアル通貨で言えば、誰かの口座から勝手に犯人の口座に残高が移された、という感じで。
失礼しました。

投資と投機の違いは?

インチェックの記事をあれこれ読んでいるうちにとても良い記事を見つけました。
toyokeizai.net

読み終わってから筆者が大江英樹さんとわかり、納得。
投資関係の本を書いている人で、尊敬する1人です。

投資とは「投資した先が将来生み出してくれる価値、そしてそこから得られるキャッシュフローを期待して行う行為」であると述べています。
そして「現状のビットコインを値上がり期待で買うという行為は言わば投機であり、それを資産運用手段として考えるのは不適切である」とも述べています。

何を買うのか、知らずに買ってはダメ

以前から強く思っていたことですが、最終的な投資対象が何なのか、すなわち「結局何を買ってるのか」を判った上で投資するのは大切です。
「そんなこと知らずに買うことあるんですか?」と思う方もいるかもしれません。
たしかに、金融商品以外の普通の買い物ではありえないように思います。

しかし、投資信託、中でも興味を惹くためテーマが前面に出ているようなものは、どこの国の株式や債券を買っているのか、非常にわかりづらいものもあります。
インデックス投資はだいぶわかりやすいですが、それでも指標とする指数の違いはあります。
日本株インデックス」といっても、大型株中心の日経平均東証全体が対象のTOPIXに違いがあるように。

投資信託以外もそうです。
先月、新生銀行から「金銭信託」という商品の案内メールがやたら届きました。
投資する気はないものの「結局何なの?」と思って目論見書まで見たら、一般消費者のクレジットカードローンや自動車ローン債権を集めたものとわかりました。
そんなのに投資してネット銀行の定期預金並みの利息しかもらえないのでは、意味がないですよね。

画竜点睛

投資信託のような金融商品であっても「最終的に何を買っているのか」を調べ考えることで、そもそも「投資」なのか「投機」なのか、どのようなリスクがあるのか、判断が可能になります。

趣味は資産運用?

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1度ブログ更新をサボると、なかなか気持ちが元には戻らないもんですね。
皆様のお役に立てそうにない記事ですが、書きます。

カード明細をダウンロードしました

クレジットカードをいくつか持っていますが、みんなWeb明細にしているので、たまにまとめてダウンロードします。
1月上旬にやるつもりがまだだったので、さっき落としてみました。
いつか家計を分析するためです。(“いつか”はいつまでも来なかったりしますが)

家計のカードと個人資産のカード

我が家は「家族のお金」と「妻のお金」「自分のお金」に分かれています。
クレジットカードも「家族のお金」から支払われるものと「自分のお金」から支払われるものに分かれてまして、それぞれ明細をダウンロードしました。

無駄遣いしない方なので、「自分のお金」からの支出は数としては少なくて、大半がゴルフ関係でした。
プレー代や、その前に買ったキャディバッグや中古クラブ(1本だけ)など。
約1年やってなかったのですが、昨秋は誘いが重なって何度かコースに出たんですよね。
このカード明細だけ見たら「趣味=ゴルフ」としか言いようがない感じです。

趣味は資産運用?

たしかにゴルフは好きだし、上手くなりたいと思ってるんですけど、練習やコースに行く時間がなかなかとれないでいます。
でも、本当に好きなら行くはずなので、趣味というほどではないんですよ、たぶん。
子どもが小さいと“両立”が難しいというのもありますが。

投資とかお金関係のことを考えてる時間の方が、今は圧倒的に多いですね。
お金のことばっかり考えてるというのも虚しいですが、自分としては将来FPになるための勉強だと思っているので・・・。
それならそれで、もう少し頑張らないとですが。

ちなみに、カード明細には投資関係の支払いは皆無でした。
実にお金のかからない趣味です。損をしなければですが(笑)

蛇足

妻もカードを持っているはずですが、何に使っているのかさっぱりわかりません。
自分以上に時間がないから、ほとんど使ってないんだろうな・・・。

コインチェックは何を盗られた?

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少し気持ちが回復してきました。
「なんかダメです」と弱音を吐いた記事にスターを頂くのは、嬉しさというより有り難さを感じました。
感謝です。

インチェックは何を盗られた?

週末、コインチェックへの不正アクセス事件が大きなニュースになっていました。
自分は仮想通貨での投資はしておらず勧めてもいませんが、さすがにこれだけニュースになると気になります。

そんな中妻から発せられたのが
「結局何を盗られたの?」
という言葉でした。

記事は「仮想通貨『ネム』が不正アクセスによって流出した」といった感じで書かれていますが、「仮想」のものを盗むって難しそう、というか想像しにくいです。
そこで、仮想通貨を知らない人に今回の事件をわかりやすく説明する方法を考えてみました。

リアル銀行と比べながら解説すると・・・

私たちは街にある銀行で口座をつくってお金を預けています。
そして、そこからお金を引き出したり、他の口座に送金(振込)したりもできます。
引出や送金には暗証番号やパスワード(ネットバンキングの場合)が必要です。
日本円のほか、USドルやユーロの口座をつくることもできます。

インチェックのような仮想通貨の取引所は、仮想通貨を扱う銀行と考えればよいと思います。
ネム」の他にも有名な「ビットコイン」など、コインチェックでは13の仮想通貨の口座をつくれるそうです。

今回の事件では、コインチェックで口座を持っている全てのデータ、すなわち
・誰がどれだけのネムを持っているか
・送金等に使うパスワード(「電子鍵」と言うらしいです)
が盗られてしまったようです。

リアル銀行・リアル通貨では起こっていない

リアルな通貨でも、コンピュータウイルスやフィッシングによって利用者からパスワード等の情報を盗み取り不正送金する、という事件はあります。
ただ、データ管理している銀行からデータが盗まれたという事件は、調べた限りでは見つかりませんでした。

さすがにこの辺りはリアル銀行の方は厳しく管理されているということなのでしょう。
仮想通貨の方もお店(取引所)による違いはあるでしょうし、今回の事件を契機に整備されていくのでしょうけれど。

画竜点睛

インチェックは、パスワードも含んだお客さんの口座データを盗られてしまった。

サボってすみません

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一昨日、昨日とブログ更新をサボってしまいました。
体調を崩したわけではなく、書く時間が取れなかったわけでもなく。
少しだけカッコつけて言えば「気持ちに余裕がない」というところでしょうか。
せっかく毎日見て下さっている方もいらっしゃるのに、申し訳ないです。

こういうことがあると、毎日きちんとブログを更新されてる方って本当にすごいなあ、と心から思います。
「あらかじめ記事がいくつかストックしてあるんだろうか?」とか疑問も湧きます。
(自分は書いたらすぐアップ、でストックはありません)

このままズルズル更新せずに消滅するのも嫌なので、次の更新日だけ書いておきます。
次は1月30日(火)朝に更新します。

SBI証券でつみたてNISAの設定を完了

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積立設定(申込)完了!

SBI証券でつみたてNISAの積立設定を行いました。
購入するのは前回書いた通り、EXE-iつみたて新興国ファンドです。

申込画面のイメージはリンクのとおりです。
SBI証券 つみたてNISA操作方法

SBI証券のつみたてNISAは便利な機能が!

毎日でも買える

商品を選んだ後、まず「コース」を選びます。
これは積立の頻度(回数)で、毎日・毎週・毎月の中から選べます。
毎日ってすごいですよね。購入手数料はかからないので、本当に分散購入したい人はやってみてもいいかも。
営業日(市場の開いている日)は年間200日強なので、上限の40万円買うとすると1日の購入額は1000円弱になります。

後で自分で計算したくなった時に面倒になりそうなので、自分は毎月にしました。
既に22日なので、ひとまず買付日は25日としておきました。
月の中で、株価が下がりやすい日とかあれば、その日にしたいですけどね。

ボーナス月だけ増やせる

「ボーナス設定」を設定すると、ボーナス月だけ購入額を増やすことができます。
自分は利用しませんでした。それで平均が“ゆがむ”のも嫌だったので。

NISA枠ぎりぎり注文設定

これは、申込額>NISA枠となっている場合に、枠いっぱいまで買ってくれるサービスだそうです。
「設定する」にしたのですが、上手くいくのかよくわかりません。
金融庁も、12で割り切れる上限額にしてくれればよかったのに・・・。

実は問題はこの前に・・・

かように便利なSBI証券ですが、問題はこの画面までなかなか辿りつけないことです。
投資信託のページからどうにか申し込みできましたが、「つみたてNISA」のページから「積立設定はこちら」みたいなリンクがあるとありがたかったです。
(商品名をクリックすればよかったんですね。今気づきました)

画竜点睛

大事なことは、継続することです。
株価が上がろうと下がろうと、少なくとも1年はこの設定を変えないようにしないと。