防災用品に現金は必要?
何度か書いていますが、自分はクレジットカードや電子マネーで支払いができるときはそちらを使い、現金は出来るだけ使わないようにしています。
一番の理由はカード利用でポイントをもらうためですが、お札と小銭を出すより簡単、ということもありますかね。
財布には1~3万円くらいの現金を入れていますが、支払いに使わないことが多いので気づいたら5千円くらいになっている、ということも珍しくありません。
停電になると現金しか使えない
ご存じのとおり、先週の地震の後、北海道では全域が停電になりました。
「停電しているので、カードも電子マネーも使えない」という記事がありました。
読み取り機は電気がないと動かないのでそりゃそうですね。
お店によってはレジが使えないので買い物自体できなかったこともあるそうですが、現金なら買い物ができたお店も多かったと聞いています。
ATMも使えない
停電中は、当然ATMも使えません。
ゆうちょ銀行は本人確認書類があれば20万円まで非常時の対応をしてくれたそうで、メガバンクも同様の取扱いをしたようです。
この点では、ネット銀行だけではなく店舗のある銀行にも預金しておいた方がいい、と言えます。
でも、引き出すにもかなり時間がかかりそうですし、避けたいところですね。
現金も防災用品?
そうすると、防災用品の中に現金も加えておいた方がよいのでしょうか?
妻に話したら「じゃあ少しおろして入れとくね」となったのですが、自分の中では「本当に必要だろうか?」という疑問があります。
前提として、我が家は防災用品をきちんと備えています。水、食料、カセットコンロ、携帯トイレ等々。妻に感謝。
停電して混乱している状況下で、危険を犯して外に買い物に行くことが想像できないのです。
ただ、モノが不足している非常時にお金もなかったらさらに心細いとは思うので、そういう意味で「安定剤」としての効果は大きいのかもしれません。
停電している期間にもよりますし。1週間以上も続いたらさすがに無理でしょう。
デメリットもなさそうなので、素直に妻の言うとおりにしておきます。