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キャッシュレス社会で子供にお金のことを教えるのは難しい

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タイトルは違えど

今週の特集はダイヤモンドが「バブル相場の勝ち抜け方」、エコノミストが「戌も笑う投資テーマ2018」です。
一見違う内容ですが、読んでみると今後の注目テーマと解説、市場の予測といった感じでよく似ています。
インデックス投資家としては、パラパラと眺めておけばよいかなという感じです。

キャッシュレス化が進むと

ダイヤモンドに載っていた「ラーメン屋も現金お断り キャッシュレス化先端都市の今」という記事が気になりました。
ラーメン屋とあるので日本のことかと思ったら、以前も取り上げたスウェーデンの話でした。

スウェーデンではラーメン屋は希少だそうですが、「現金は使用できません。カードかSwishでお願いします。」となっていたそうです。
Swishスウェーデンで普及している携帯番号と銀行口座が紐付いた決済アプリで、観光客の少ないエリアではこういうお店が多くなっているとのこと。

一方で、デジタル化の波に乗れず戸惑うお年寄りらを救済する目的もあってスウェーデン中央銀行はデジタル通貨「eクローナ」の開発を進めているそうです。
しかし、デジタル化についていけない人がデジタル通貨なら使えるんでしょうか?(誰かわかる人いたら教えて下さい。)

子供への影響

一番そうそう!と思ったのは「子供にお金の概念を教えるのが難しくなってきた」という部分です。
自分の上の子は小学校低学年ですが、お金の観念とか価値とか、自分の子供時代と比べて理解が進んでいないように感じています。
ほとんど一人で買い物させてないのがよくないのでしょうが、親が電子マネーやクレジットカード払いばかりで、現金を目にする機会自体が激減しているのも大きいのではないかと思っています。

自分は「キャッシュレス便利!」と思ってるほうですが、重要性が叫ばれている投資教育にはマイナスにはたらきそうです。

そして、キャッシュレス化(決済手段の変更)はもっと色々な場面で、社会を本質的に変えていくのではないかと漠然と感じています。

画竜点睛

フィンテックとやらの恩恵はきちんと受け、デメリットは抑えられるようそれなりに時代についていきましょう。