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平成初期はこんな時代~携帯もネットもなかった

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投資とは関係ないテーマです

平成は、昭和天皇の容体が悪くなって「自粛」が広がり崩御された後で迎えたので、おごそかな(わかりやすく言えば「暗い」)ムードの中始まりました。
今回の令和への改元は、あらかじめ決まっていて今上天皇もお元気なのでお祭りムード的なところがあって、いいですね。
「平成最後の」というキャッチコピーには少し食傷気味ですが。

改元は数十年に一度しかないので、今感じていることと平成を振り返っておくのもいいかなと思って書きます。
最初に自分史を平成で振り返っておくと
 平成元年 平成になったとき(1月)は中1でした
 平成6年 大学入学
 平成10年 就職
(令和元年 退職、開業?)
です。
最初の10年は中高大学生として過ごし、あとの20年は社会人として過ごしました。
「平成時代の変化」ということで、平成が始まったころ(自分が中学生だったころ)を中心に振り返りたいと思います。

携帯電話(スマホ)のない時代

現在との違いをまず挙げるとすれば、これが一番ではないでしょうか。
平成元年に携帯電話を持ち歩いている人はいませんでした。
(業務用のバカでかいのはあったのでしょうが、それは割愛)
自分は中学から電車通学でしたが、車内のおじさんは皆新聞か雑誌を読んでました。
日経はもちろん、スポーツ新聞読んでる人もそれなりにいたし、男性週刊誌(ポスト、現代、文春、新潮…)を読んでいる人も多かったです。
帰りの電車ではタブロイド紙日刊ゲンダイ夕刊フジ)を読んでる人もたくさんいました。
今は日経読んでる人をたまに見かけますが、ほとんどスマホになりました。

若い人にはイメージしづらいようですが、外出している人に連絡とるのが大変でしたよね。
待合せの時間に遅れそうになったときとか、場所がわからないときとか。
「近くまで行ったら電話する」とかできないので、待合せは時間も場所も今よりきっちり決めてました。
駅には「伝言板」みたいな黒板があったり。

大学に入ったとき(平成6年)に携帯電話を持ってる同級生は1人もいませんでした。
卒業時(平成10年)はほとんどの人が持っていました。
自分は「まだ持ってないの?」と言われる珍しいほうでしたが。
若者の間ではこの4年間で一気に広がり、もう少し上の世代も少し遅れてみんな持つようになりましたね。

ネットのない時代

Windows95の登場で一気に家庭用パソコンが身近なものになりました。
95年=平成7年、インターネットもその辺りからスタートしましたが、最初のうちは使う場面がずっと限定的でした。
例えば、自分は平成9年に就職活動(当時は“就活”とは言わなかった!)をしましたが、資料請求は全部ハガキで行い、ネットを使うことはありませんでした。
企業で公式サイトを持っているところも少なかったんじゃないですかね。

就職活動といえば、企業からの電話を受けるために携帯があった方が、と言う人もいましたが
「大事な電話は携帯にはかけてこないから、夜は家にいないといけない」
みたいな話もありましたね。

平成初期はネットがない分、テレビの「地位」が高かったですね。
ゴールデンタイムはクイズやバラエティ、時代劇等が放映されていて、普段見てないような番組でもどんな番組で誰が出てるかはなんとなく知ってたりとか。
リモコンが普及してCM中は別の局を視ていたせいかも(これは今もそう?)。
あと、巨人戦の中継がほぼ毎日ありました。
もちろん地上波です。(BSはあったと思いますが、NHKとWOWOWくらいだったのでは)

情報媒体がテレビ、ラジオ、新聞、雑誌だけだったというのは現在との大きな違いですね。
即時性もそうですが、「マスコミから」か「知り合いから」かしか情報を得られなかった平成初期と、SNSをはじめとして「誰からでも」情報を得られるようになった現在との違いは、私たちの生活様式にかなり影響を与えてますね。
それと、ネットですぐになんでも調べられるということもなかったので、何か知りたいことがあれば紙の辞書や事典、書籍で調べていましたね。
いろんな知識が頭に入っている人の価値(ありがたみ)も今より感じていたんでしょうね。


記憶を頼りに書いているので、間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。
次回も平成を振り返りますが、投資に関連した話も書きたいと思います。