(恥を承知で)リーマンショックの頃の投資を振り返る
リーマンショックからちょうど10年ということで、当時やこの10年を振り返る記事をあちこちで見かけました。
人様の参考にはならないかもしれませんが、自分も当時を振り返ってみようと思います。
当時の投資スタイル
2005年に株式投資を始めましたが当初から株主優待が好きで、優待のある銘柄を購入して大きく値上がり・値下がりしたら売却することを繰り返していました。
また、短期での値上がり益を目当てに主に大型株(新日鉄や日産自動車など)を買ったり売ったりもしていました。
銘柄選びや売買のタイミングは、(今となっては)「なんとなく」としか言いようがありません。
知っている会社でなんとなくいいな、と思っている会社のチャートを見て、買い時!と思ったら買い、ある程度利益や損失が出たら売る。
ナンピン買い(保有している銘柄の株価が下がったときに、買い増すこと)もよくやってました。
リーマンショック後の反応
2008年9月も優待銘柄を中心に複数の銘柄の株式を保有していましたが、大幅な下落にビビッて11月上旬にいくつか売却しました。
その後1年くらいはほとんど売り買いをしていません。
意志を持って休んでいたということでもなく、大幅な損に嫌気が差してやる気がなくなり「放っておいた」だけです。
リーマンを経て得たものは?
リーマンを経験して、株価を予測して短期で値上がり益を得るのは無理だと悟りました。
・・・と書きたかったのですが、2010年には以前と同じスタイルで売買をしていました。
ダメじゃん!
結局、山崎元さんの「ほったらかし投資術」を読んで知ったインデックス投資を2013年に始め、徐々に短期売買を行わなくなって現在=内外のインデックスファンドと優待目当ての個別銘柄をいずれも長期保有=に至っています。
蛇足
お恥ずかしい限りですが、大きな損を出しても完全に“退場”せずによく投資を続けたなとは思います。
単に損を取り返したかっただけでしょうけど。