週刊エコノミスト 「今から始める長期投資」
●楽天マガジンでいろんな雑誌を読んでます
最近はお金に関する特集があちこちの雑誌で組まれ、専門家の話として
(ファイナンシャルプランナーの○○さん) という形でよく引用されています。
独立系FPを目指すなら、先輩FPがどんなコメントをしているのか知っておかねば、
ということで4月から楽天マガジンの利用を始めました。
月額380円で200誌以上の雑誌をスマホやタブレットで読めるので、なかなか便利です。
ただ、全てのページを読めるわけではなく、半分以下しか読めない雑誌もあります。
誰も雑誌を買わなくなっちゃいますから仕方ないです。
先週の週刊エコノミスト(5月30日号)に気になる記事がありましたが、読みたいページが
読めず、結局紙媒体の雑誌を買って読んでみました。
●「今から始める長期投資」
来年の積立NISAの開始や今年の確定拠出年金の拡充を受け、積立投資による長期運用の
有効性やインデックス投資に関する基本的な情報が載っています。
インデックス投資の基礎知識のほか、代表的な指数(日経平均とTOPIX、NYダウとS&P500等)
の説明、インデックス投信シリーズの信託報酬比較など、役に立つ情報がまとめられていました。
概ね納得できる内容でしたが、「日本株ならアクティブ投信もあり」という記事は
ちょっと疑問です。自分が「インデックス信仰」にハマりすぎなのかもしれませんが・・・。
●単身高齢女性がタンス預金?
読んでいたらもう1つ、「増える現金減る現金」という記事も気になりました。
日本は対GDP比での現金の流通高が19.4%と主要国中トップで、日銀はその理由として、
クレジットカード決済比率の低さとタンス預金の増加を挙げています。
さらに筆者は、
「単身高齢女性が巨大な金融資産の一部を現金で持つことで不安を和らげている」
「彼女たちは、残された財産のことを他人に相談することもできず、(中略)遺産相続に
不安を持っている単身高齢女性が人知れず行っているのだろう」
と記事の筆者は類推しています。
本当だとしたら、ちょっと悲しくないですか?
銀行に多額の預金があって営業攻勢をかけられるのも不安かもしれませんが、
自宅に多額の現金を置いておくのだってかなり不安があると思います。
それでもタンス預金を選ぶ高齢女性は、何も信じられなくなっていないでしょうか・・・?
関係ない他人の方が話しやすい、ということだってあると思います。
お金のことを気軽に相談できる、町医者のようなファイナンシャルプランナーになりたいです。