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一橋フォーラム21「マネー」第5回「仮想通貨革命」を受講して

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講師は野口悠紀雄先生

先週の話になりますが、セミナー(一橋フォーラム21「マネー」)に行ってきました。
先月に続き2度目です(前回記事はこちら)。

今回の講師野口悠紀雄先生は、自分が在学していた頃
経済学部の教授から東大に移った有名な先生ですが、
自分は学部が違うこともあり講義を受けたことは
ありませんでした。

自分にとっては、在学当時ベストセラーになった「超整理法
という本の著者というイメージが強いです。

テーマは仮想通貨

ちょうど新聞を賑わせているビットコインで何が起きているか
もわかりやすく教えてもらえました。

ビットコインには発行主体がなく、「民主的な事業主体」で
あることに意味があり、いずれ金融以外にもこの形態が
広がれば世の中が大きく変わる可能性がある、というのが
今回の主題でした。

自分は国家が発行・管理する通貨と民間が発行する仮想通貨の
対立の行方が気になって受講しましたが、そもそも主体が
ないので戦いようがないのかも、と思いました。

年を取っても・・・

前回もそうでしたが、このセミナーは質問の時間が長くとられ、
次々質問が出て講師の方がどんどん答えていました。

年齢を重ねた方の質問からは、中央集権の世界しか経験がなく
民主的な事業主体を想像できていないのかな、と思わせるもの
もありました。

しかし、隣の席の大先輩は始まるまで英語の文章を読んで
いましたし、300人以上の受講者のうち半分以上はOB世代。
自分は仕事をいつまで続けたいという明確な意志はありませんが
死ぬ直前まで好奇心は失わず、学び続けていきたいとは思います。

画竜点睛

AIの進化などによって、「民主的な事業主体」は
世の中全体に広がる可能性があります。

そうなったとき人は何をするのか?
労働者として人が行う仕事は意外とあるのでは?というのが
先生の考えでしたし、自分もそう思っています。

人間らしい(機械にはできない)FPになりたいものです。