新社会人の資産形成～④銀行選び

来年新社会人になる学生さんに、どの銀行で口座をつくることを勧めるか。
タイムスリップ（死語？）して自分が銀行を選ぶつもりで考えてみます。

まずはATM手数料をゼロに

銀行のサービスをどう使い、何を重視するかが銀行選びの基準になります。
新社会人で貯金がなかったり、あっても少しだけの場合を想定して考えてみます。

社会人になったらまずは給与の振込口座が必要で、そこから生活費その他をおろして使うことになります。
この段階で重視すべきことは、とにかく
ATM手数料がかからないようにする
ことです。

ATM手数料は休日に利用したり他行でおろしたりすると108円あるいはそれ以上取られてしまうことがありますが、気を付けていれば限りなくゼロに近づけられるはずです。
最寄駅までの途中や会社近く等、よく通る場所にある銀行で口座をつくることが大事です。
将来別の銀行を使うようになったとしても、お金をおろすのに便利な銀行は「ATM利用専用」としてでも使い続ける価値があります。

具体的にはどこ？

これはもう、それぞれの生活パターン次第です。
メガバンクでもゆうちょでも、地方銀行でも信用金庫でもいいと思います。

ただ、今はコンビニが全国にあり、コンビニATMも同様に全国にあります。
イオンとイオン銀行ATMも同様です。

それを踏まえるといくつかの銀行（主にネット銀行）が候補になりますが、ネット銀行を選ぶのであれば別の視点も含めて考えたいところです。
候補に挙げられるのは、イオン銀行、静岡銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行あたりでしょうか。

以下、次回に続きます。