「元国税庁調査官が明かす【最強の財テク術】得する確定拠出年金」を読んで
出張から無事に帰ってきました。
2日間お休みして、少しブログ書きたい意欲が戻ってきた気がします。
(と言いつつ、明日から“3連休”ですが・・・)
タイトルの本の書評です。
珍しく図書館で借りました
資産運用関係の本はほとんど買って読んでいます。ブックオフやメルカリのこともありますが。
図書館で借りようと思っても、最近の本は貸出中のことが多く、この手の本は古いの読んでも役に立たないことが多いので。
先日子どもと一緒に行ったときに書架を覗いたら、この本を見つけました。
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2年前に発売された本ですが、2017年の改正が織り込まれているので今でも十分読む価値があります。
なぜ元国税庁調査官が?
相続税関係のことを調べていたときには、どこまでがアウトなのか知りたかったので「元調査官が」という言葉に結構魅かれました。
しかし、確定拠出年金は制度内容がオープンになっているので、なぜわざわざ元調査官が書き、それをあぴーるしているのかがわかりませんでした。(この本が気になった理由でもあります)
答が本書の「はじめに」に書いてあり、ちょっと面白かったので引用します。
筆者は元国税庁調査官で、今はライターをしています。
筆者の著作の大半は、国の悪口を書いたものです。国の失策や役所の落ち度などを税制の面から取り上げてきました。つまり、国を批判することで、飯を食ってきたような人間です。
そういう人間が、「国が実施している確定拠出年金はいい」というのだから、確定拠出年金にはよほどのメリットがあると思ってもらって構いません。
自分も知っていたつもりでしたが、確定拠出年金には拠出時、運用時、受取り時の3回、税制上のメリットを受けることができます。
たしかにこの点ではNISAより優れており、余裕があれば利用すべき制度であることを改めて実感しました。
(ちなみに、自分は勤務先が企業型確定拠出年金に移行したため加入者となっており、自分でも掛金を拠出しています)