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新社会人の資産形成~SBI証券と楽天証券の比較③

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今日はポイントサービスの比較です。
結論から言えば、大差で楽天に分があります。

楽天証券はポイントサービスが豊富

楽天市場での買い物で貯めたり使ったりできる楽天スーパーポイントは、同社グループのさまざまなサービスでも獲得、利用でき、最近ではマクドナルドなどグループ外の店舗でも貯まる共通ポイントです。
楽天証券でも連動したサービスがいくつもあり、魅力を高めています。

同社サイトから要点だけ書くと以下のとおりです。
①株式の取引手数料の1%をポイントバック
投資信託積立の手数料を全額ポイントバック
 (つみたてNISAは全て手数料無料のため、対象外)
楽天スーパーポイント投資信託の購入・積立が可能
 (期間限定ポイントは不可)
投資信託の積立を楽天カード決済にすると積立額の1%のポイント付与
⑤月1回500円以上のポイント投資で楽天市場の商品がいつでもポイント+1倍に

使い勝手の良い楽天スーパーポイントと連動しているのが大きなメリットです。
③のポイントで投資ができる、というのも今月始まって話題になっています。

難点はポイントの種類が多く、かなり複雑なことです。
(ポイント付与条件等、詳細は同社サイトでご確認ください)
楽天銀行と連携したサービスによって付与されるポイントについては、別の記事で書きます。

SBI証券は対照的

SBI証券にもSBIポイントという制度がありますが、楽天と対照的にほとんど知られていないと思われます。
ポイント制度の概要を今回記事にするために同社のサイトで確認しようとしたところ、ログインしないと見ることができませんでした。
なんと閉鎖的な!

自分はSBI証券利用者なのでログインして確認しました。
①株式取引手数料の1.1%分のポイント付与
投資信託残高の0.1%分(残高1千万円以上なら0.2%)のポイント付与
nanacoポイント、Tポイント等に等価(1:1)交換可能
④少し換金率は下がりますが、現金に換えることも可能

注意点ですが、SBIポイントがほしい人は先に申請しておかないともらうことができません。
SBI証券に口座を持っている人でも全員が付与されているわけではないのです。
なんと閉鎖的な(笑)

楽天の「これでもか!」と言わんばかりの“ポイント攻撃”とあまりにも対照的に、SBIの方はひっそりと提供されている(いつなくなってもおかしくない?)サービスです。
好意的に解釈すれば、ポイントに惑わされずに資産形成してほしいというメッセージなのかもしれません。
(自分は10年以上SBI証券を利用しているので、贔屓目が入っているのは許してください)