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銀行選びにこだわる理由

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メインバンクを変えるのはそれなりに大変

今週は、新社会人になったつもりでどこの銀行がいいかを書いてきました。
実際に自分が利用している銀行もあれば、そうでない銀行もあります。
自分が知っている範囲で、本当にお勧めできる銀行を取り上げてきました。

銀行預金口座をつくることは難しいことではなく、嫌になるほどの手間がかかることもありません。
それでも、使いもしない口座をたくさんつくる人はいないでしょうし、勧められません。
だから、数ある銀行の中から「選ぶ」ことが必要になります。

そして、実際に口座をつくり、給与の振込口座に指定し、クレジットカードや公共料金の振替口座として設定すると、その口座は“マイメインバンク”になります。
1度メインバンクをつくってしまうと、変えるのは結構な手間です。
だから、メインバンクは特に様々な要素を考慮して、こだわって決めるべきです。

自分の夫婦共有財産のメインバンクは新生銀行です。
ATM手数料無料や送金手数料無料、2週間満期定期預金等魅力的なサービスがあったので、結婚直後(10数年前)に口座をつくりました。
2週間満期定期はいつしか魅力的な金利ではなくなり、ATM手数料も残高が少ないと今月からは有料になりました。
それでも諸々の変更手続きをやる気にはならず、メインバンクとして利用し続けています。

顧客に顔を向けた銀行を選びたい

銀行選びにこだわるのは、少しでも多くリターンを得るためではありますが、理由はそれだけではありません。
ちょっとカッコよく言えば「顧客に顔を向けた銀行との付き合いを続けていきたい」という理由です。

指標となる金利(TIBORとかプライムレートとか)がどの銀行も共通だから預金金利も似通ってくるのはわかります。
ただ、メガバンクも地銀も信用金庫も同じ数字が多く、かつての「護送船団方式」と似通った雰囲気を感じます。
お客様に最良のサービスを提供しているのではなく、他行の数字を見て、変化があれば追随しているだけです。

そんな姿勢の銀行にお金を預けるの、嫌じゃありませんか?
「自分はこういう部分が有利な銀行で、他行と差別化を図っています!という方で口座をつくりたくなりませんか?

これは自分にとって銀行以外、どこかのサービスを利用するときにも有効な考え方です。
好きな会社、がんばってる会社と付き合っていきたいという気持ちを、ある程度重視していると言いますか。
「楽しく堅実に」のためには、こういった観点も含んでおいた方がよいのではないでしょうか。