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「銀行を信じるな」

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男性週刊誌はもはや老人向け?

今週はおっさん向け週刊誌2誌が似たような特集でした。
週刊現代8月4日号 ダマされ老人になってはいけない
週刊ポスト8月3日号 老後資産の未来年表 実践編 (100歳までの「お金の整理学」など)

ポストの方は個別株の投資を勧めたり、誰でも知ってるような得するリストを載せたりといまいちな印象。
現代の方が面白かったです。
その中のひとつを紹介します。

銀行投信の半分は損

先々週新聞にも記事が載っていました。
金融庁が調査したところ、銀行で販売された投資信託を持っている人の約半分(46%)が損をしていることがわかったそうです。
調査は今年(2018年)3月末時点、対象は主要行9行と地方銀行20行です。

買ったばかりの人もいれば長く保有している人もいるでしょうが、ここ数年の内外の株式市場の好調さからすると、46%が損というのはかなりひどい数字です。
実際、私もインデックス投資を始めて4年になりますが、3月時点でマイナスなのは今年つみたてNISAで買った新興国株式だけです。

どうしたらこんなにたくさんのお客さんに損をさせられるのか不思議・・・ではなく、やっぱりそうかという感じです。
記事でも
「「銀行を信じるな」という言葉が格言となるほど、銀行窓口で販売される投信の運用成績は悪い。これはマーケットのプロのあいだでは常識だ」
と書かれています。

自分の両親に実際に銀行が勧めてきた商品を見ても、大いに納得です。
資産運用に関して、銀行の勧めに耳を貸してはいけません。
(母にもようやく「定期預金と個人向け国債以外ダメ」が定着してきたようです)