昨日の補足
昨日の記事の補足です。
ボリュームのある良い記事を見つけると「読んでみて」といった感じで終わってしまうことが多くて。
特に共感したところを補足します。
学ぶことで不安を解消
記事によれば老後の三大不安は「病気」「孤独」「おカネ」だそうです。
ところが、
ちまたには老後のおカネに関する情報や“処方箋”があふれている。
だが、その通説の多くは一面的であったり、正しい理解がされていなかったりする。
とあります(記事より引用)。全く同感です。
漠然とした不安を持っているなら少しずつでもおカネについて学んだ方がいいんじゃないかと思います。
公的年金は簡単にはなくならない
記事の中でも
財政が窮しても橋や道路への支出が先に止まり、年金支給停止は後になると考えるのが普通
という大学の先生のコメントが紹介されています。
これも同感です。
社労士の勉強をして感じたことですが、年金を含む日本の社会保障政策の根底には憲法25条が根本にあります。
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
「生存権」というやつです。
もちろん「今の年金は老後生きていくために十分な額ではない」という批判はあるかもしれません。
iDeCoの拡充など、「自助努力」を重視する方向にもなってきています。
しかし、だからと言って単に「公的年金をなくします」ということにはならないと思います。