保険は要らないと思った理由
今まで保険(生命保険、医療保険)についてはほとんど書いていませんでした。
私が「保険嫌い」で知識がないからです。
しかし、「保険は人生で住宅の次に高い買い物」とも言われるので、知識がないなりに少しずつ書いてみることにしました。
社会人になってすぐ保険に加入
昔は保険に悪いイメージは全くなく、「社会人になったら入るもの」と思い込んでいました。
就職してすぐ、きれいなお姉さんに勧められたわけでもないのに自分から入りました。
ろくに検討もせず入ったので定かではありませんが、定期付終身保険で医療保険の特約がついていたと思います。
無理なく出せる額として保険料は月1万円くらいとし、そこから逆算して保障額を決めました。
加入後10年で解約~その理由
結局、10年後に解約しました。
これもうろ覚えですが、下記が理由だったと思います。
①死亡保障の必要性を感じなかった
結婚して子供はまだおらず共働きで、夫婦ともそれなりの貯金があり、仮に自分が急に亡くなっても誰もお金には困らない状態でした。
②自分が「貯金できる体質」だとわかった
当時も今も自分は高給取りではありませんが、それでも着々と貯金は増えていて、「よっぽどのことがなければ、貯金で対応できる」し、今後もそうだろうという思いになっていました。
③保険会社への不信感
保険料不払い問題が世間で騒がれ、既存の生命保険会社への不信感が芽生えていた影響もあったと思います。
解約手続きは簡単、高い授業料
加入直後から保険会社の担当はコロコロ変わり、自分の転勤もあって最後は誰に連絡をとってよいかわからないような状態でした。
たまたま先方からコンタクトをとってきたので解約したい旨を伝えました。
会ったら当然、内容見直しを勧めてきましたが、全く話は聞かず強い口調で解約の意志を伝えたので、あとは書類を提出するだけでした。
月1万円の保険料で10年続けたので、支払った保険料は約120万円だったはずです。
調べたところ解約後に約33万円が振り込まれていたので、結果的に90万円近くは戻ってこなかったことになります。
何も考えずに加入してホイホイお金を払ってきた自分が悪かった、「高い授業料だった」と感じました。
この経験があるから、「もう無駄な保険には入らないぞ」という思いが強いのかもしれません。
現在の加入状況
その後、勤務先の労働組合が斡旋している共済に加入し、現在も継続しています。
遺族年金で不足する分を必要な期間だけカバーするというコンセプトの商品で全て掛け捨て、という点が自分の考えと合っていました。
団体割引も効いているので保険料も割安だと思います。
(それと住宅ローンを組んだので団信に入っています)
画竜点睛
社会人になってすぐ何も考えずに保険に入ってしまったことを反省し、現在は掛け捨てで保障内容もシンプルな共済にのみ加入しています。