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投資初心者に堅実な投資の情報を整理していきます

「投資」と「投機」は別物。投資対象が何か=何を買っているのかを知ることが大事

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皆既月食、見事でしたね。
自然現象に「見事」はおかしいのでしょうが、実に綺麗でした。
40数年生きてきて、こんなにちゃんと見られたのは初めてです。

まずは訂正を・・・

皆既状態の間にテレビでクローズアップ現代報道ステーションを見ていて、先週の記事は間違っていたことがわかりました。
インチェックからは、仮想通貨のデータそのものが別の口座に移されていたんですね。
リアル通貨で言えば、誰かの口座から勝手に犯人の口座に残高が移された、という感じで。
失礼しました。

投資と投機の違いは?

インチェックの記事をあれこれ読んでいるうちにとても良い記事を見つけました。
toyokeizai.net

読み終わってから筆者が大江英樹さんとわかり、納得。
投資関係の本を書いている人で、尊敬する1人です。

投資とは「投資した先が将来生み出してくれる価値、そしてそこから得られるキャッシュフローを期待して行う行為」であると述べています。
そして「現状のビットコインを値上がり期待で買うという行為は言わば投機であり、それを資産運用手段として考えるのは不適切である」とも述べています。

何を買うのか、知らずに買ってはダメ

以前から強く思っていたことですが、最終的な投資対象が何なのか、すなわち「結局何を買ってるのか」を判った上で投資するのは大切です。
「そんなこと知らずに買うことあるんですか?」と思う方もいるかもしれません。
たしかに、金融商品以外の普通の買い物ではありえないように思います。

しかし、投資信託、中でも興味を惹くためテーマが前面に出ているようなものは、どこの国の株式や債券を買っているのか、非常にわかりづらいものもあります。
インデックス投資はだいぶわかりやすいですが、それでも指標とする指数の違いはあります。
日本株インデックス」といっても、大型株中心の日経平均東証全体が対象のTOPIXに違いがあるように。

投資信託以外もそうです。
先月、新生銀行から「金銭信託」という商品の案内メールがやたら届きました。
投資する気はないものの「結局何なの?」と思って目論見書まで見たら、一般消費者のクレジットカードローンや自動車ローン債権を集めたものとわかりました。
そんなのに投資してネット銀行の定期預金並みの利息しかもらえないのでは、意味がないですよね。

画竜点睛

投資信託のような金融商品であっても「最終的に何を買っているのか」を調べ考えることで、そもそも「投資」なのか「投機」なのか、どのようなリスクがあるのか、判断が可能になります。