IHにしたのにガス代が増えたのはなぜだ!?
IHになって電気の使用料が増えた
電力会社を検討するにあたり、過去の電気使用量を調べました。
すると、今のマンションに引っ越した後の方が、使用量が1~2割増えていることがわかりました。
一瞬なぜ?と思いましたが、キッチンのガスコンロがIHクッキングヒーターに替わったからでした。
ガス代も増えている
じゃあその分ガスの使用量は減ったはず…と思って調べたところ、ガスの方も増えています!
引っ越して2年近くになりますが、引っ越す前の同じ月と比べて、夏も冬もほぼ毎月1割くらい多いのです。
ガスコンロの分は確実に減っているはずなのになぜでしょう!?
推理してみました
ガスコンロ以外でガスを使うのは給湯器だけです。
給湯器とつながっている機器から“犯人”を推理してみました。
①床暖房
引っ越し後のリビングダイニングには床暖房があり、ガス給湯器からの温水を使います。
ただ、冬の朝時々使う程度で、一年中使用量が増える理由にはなりません。
②お風呂が大きくなった
浴槽がだいぶ広くなりましたが、最近主流の浴槽内に腰掛けのある(底に段差がある)タイプなので、お湯の使用量はそれほど増えていないはずです。
実際、水道使用量は僅かですが減っています。
シャワーですませることの多い夏場も増えている説明もつきません。
③子供が大きくなった
子供は日々成長していますが、まだ一人でお風呂に入ってはおらず、追い焚きの回数はほとんど変わっていないはずです。
④実は妻が料理を作っていなかった
あまりにも理由がわからず、こんなことまで頭をよぎりました。
スーパーの惣菜やレトルト食品、サトウのごはんばかりなら料理にガスを使いません。
しかし、0→0では増えた理由になりません。
(さすがに、料理が手作りかどうかの区別はつきます!)
⑤給湯器が古くなった
引っ越し前住んでいたのは築30年くらいの社宅でしたが、給湯器は取り替えたばかりで引っ越し時点でも2~3年しか使っていませんでした。
今住んでいるマンションは中古で、今使っている給湯器は10数年前のものです。
元々の性能の違いと劣化によって燃焼効率が悪くなっている可能性はありますが、明確な差が生じるほどかはわかりません。
名探偵登場
犯人がわからないまま妻に訊ねると
お風呂の乾燥機じゃない?
おぉ、名探偵・・・。瞬時に解決。
入居前にお風呂はリフォームして、浴室天井の換気扇をミストサウナ機能付の浴室乾燥機(ガスで沸かした温水を使用)に替えていました。
ミストサウナはそれほど使っていませんが、雨の日は浴室に洗濯物を干して乾燥機能を使って乾かしています。
短くても45分、長いと一時間半以上使うので、それなりの使用量になっているのでしょう。
一年中増えたのも納得です。
謎はすべて解けました・・・。
“犯人”はあなただったんですね。
画竜点睛
浴室乾燥機は、雨の日でも衣類を乾かせてとても便利です。これからも使います。(犯人扱いしてごめん!)
それなりにコストがかかっていることは覚えておきましょう。