楽しく堅実に資産を増やしたい

投資初心者に堅実な投資の情報を整理していきます

行動経済学の記事から損切りルールの大切さを思い出した

f:id:fp-uta:20170704235151j:plain

よく特集記事が“かぶる”東洋経済エコノミスト、ダイヤモンドですが、今週は三誌ともバラバラかつ面白そうな記事が載っていたので、それぞれ取りあげてみます。
まずは週刊東洋経済の「人生に差がつく経済学」です。

行動経済学の特集記事

今年のノーベル賞でも注目された、行動経済学についての特集です。
・・・ただ取りあげると言っておいてなんですが、あれこれ語るほどの知見が私にはありません。

1つだけ、行動ファイナンスについての記事を紹介します。
株価が上がったときの喜びよりも、同額下がったときの悲しみの方が格段に大きいのだそうです。(グラフでは2倍くらいに描かれています)
だから色々間違った投資判断をしてしまうのだ、と。

昔の自分を思い出しました

昔、個別銘柄の短期での売買を繰り返していた頃、株価が下がってもなかなか売ることができませんでした。
株価が下がった銘柄の株価を買い足す「ナンピン買い」をしたこともありました。
損失を確定させるのはなかなか大変なこと、すなわち、心理的なハードルが高いのです。

投資を始めて10年くらい経った頃でしょうか、過去の成績を振り返ると大きなマイナスを出した少数の銘柄が全体のリターンに大きく影響していることがわかりました。
それ以来、「利益確定ルール」と「損切りルール」を自分の中で決めました。
長期で保有し続けると決めたものを除き、買ってから10%上がったら利益確定売り、5%下がったら損切り売却と決めたのです。
優待目当てで買っても、条件にあてはまれば権利確定日より前に売ったこともありました。

このルールを決めてからは大きな負けはなくなり、リターンが安定しました。ちょうど相場環境がよかったせいもありますが。
今は優待銘柄も含め短期での売買をしないので有名無実化していますが、今でも自分としては有効なルールです。

画竜点睛

短期で売買するなら利益確定と損切りのルールを決めておくべし。