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配当、優待は収益を下支えしてくれる

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3つに分類した投資スタイルの3つめ
配当・優待を得ることで株価の動きに関わらず利益をあげることができる
の紹介です。

株式投資の原点

株式投資と言うと今ではまずキャピタルゲイン(値上がり益)を思い浮かべてしまいますが、元々(株式会社という制度が出来たころ)は出資して利益の一部を配当(インカムゲイン)として受け取るのが株式投資の目的だったのです。

この配当と日本特有とも言われる株主優待によって利益を得ようとする投資スタイルです。
最近では優待だけで生活費を賄う桐谷さんのような有名人もいて、一定の信者がいます。

株価の日々の動き(時には大きく下がる)に対して配当額や優待制度は変化が少ないので、比較的安定して利益を得ることができます。

そうは言っても突然なくなることも

信者の中には配当を「毎年確実にもらえる」かのように表現する人もいますが、そんなことはありません。
配当は本来、利益に応じてなされるものであり、減ったりなくなったりすることがあります。
日本では会社も株主も安定配当を是とする風潮が強いので、あまり変化が多くないだけです。

株主優待も同様で、会社の一存で改悪、廃止ができます。
そこは理解しておくべきかと思います。

他のスタイルと併用可能

このスタイルは株価の予想可否に対してニュートラル(直接的に関係しない)です。
なので、他のスタイル(普通の株式投資インデックス投資)と併用しても抵抗がありません。
自分も、当初①のスタイルで投資していたときから②に移行した現在まで、ずっとこのスタイルの投資を続けています。

例えば10万円である会社の株式を買い、1年間に配当と優待を計5千円分受け取ったとすると配当+優待の利回りは
 5,000÷100,000=5%
となります。
10年保有し続ければ5×10=50%となり、たとえ株価が30%下がっていても、トータルではプラスになります。
税金の影響は無視しているのでざっくりですが、株式投資による収益を下支えしてくれることはたしかです。

優待を使うのは楽しい!

投資を始めて以来なのでもう10年以上になりますが、優待券を使って買い物するのは実に楽しいです。
値段以上に得した気になっているのは錯覚なのか、何か別の理由があるのか。
いずれ失敗談と合わせて書いてみたいと思います。

画竜点睛

インカムゲイン(配当と優待)は株式投資による収益を下支えしてくれます。
優待は金額以上の楽しみをもたらしてくれます(要検証)。