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インデックス投資とは

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3つに分類した投資スタイルの2つ目
個別銘柄の株価の動きは予測できないが、長期的に平均株価は上昇する。
について書きます。
投資スタイルの分類についての記事はこちら↓
fp-uta.hatenablog.jp

市場全体の上昇によって利益を得る

株価の予想はプロでも難しく、半分以上は予想が外れています(一昨日の記事はこちら)。
しかし、長期的に見れば経済の発展につれて平均株価は上昇していきます。
株式会社の仕組み上、少なくとも理屈としてはそうなるし、実際も概ねそうなってきたと言えます。

この考えを基にしているのが、個別の会社の株価予想はせずに市場平均並みの利益を目指す投資スタイルです。
株価指数(=インデックス)に連動することを目指すためインデックス投資と呼ばれています。

インデックスファンドはどんどん利用しやすくなっている

かなり以前からプロの世界、特に年金資産の運用ではよく使われていました。
年金資産は長期で運用するため、理にかなっているからです。

ここ5年間くらいでしょうか、日本でも個人向けのインデックスファンドがネット証券を中心にラインナップが充実してきました。
特にここ1~2年は手数料の引き下げ競争が激しくなっており、インデックス投資家にとってありがたい環境になってきています。

また、インデックス投資家も増えてきているようで、ブログでの情報発信や本の出版を行っている著名なブロガーもいます。
(私も大いに参考にさせてもらっています)

アクティブファンドがそれほど勝ててないことに気付いたからなのか、世界的にもインデックス投資が主流になってきているそうです。

自分もそうです

インデックス投資家の中には、いわゆる一般的な株式投資で失敗してインデックス投資に転向(?)した人も多いようですが、自分もその1人です。
3年前に山崎元さんの著書でこの投資法を知ってから、NISAを利用してインデックス投資を始めました。
確定拠出年金(企業型)もインデックスファンドで運用しています。

これからも経済が発展し続けるのかどうか、正直言って疑問なところはあります。
実際、2000年(日本は1990年以降)以降の先進国の株価を見れば、右肩上がりとは言いづらいところもあります。
リーマンショックがあったから短期的に下がっただけなのか、検証にはもう少し時間が必要だと思います。

究極的には「資本主義経済が発展するかどうか」にかかっています。
資本主義もそろそろ限界では?と感じる部分もありますが、その先の見通しがあるわけでもなく、ひとまずこの“教義”を信じているといったところです。
(少なくとも、現時点で一番納得性の高い“教義”だとは思います)

画竜点睛

市場平均の株価に連動したインデックス投資は、投資スタイルの主流になってきています。