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投資信託の委託者の責任とは?

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昨日の続きで小難しいタイトルをつけてしまいましたが、投資信託を買うときと買ってからすべきことを書いてみます。
以下、株式や債券、不動産等で運用する一般的な投資信託を前提にします。

投資信託を買うときに注意すべきこと

まずは、投資対象が何かです。株式なのか債券なのか、どこの国のものか。
そんなことも確認せずに買う人いるの?と思われるかもしれませんが、訳のわからない商品名がつけられて説明をよく読まないとわからない商品も多いです。

長くなるので、以下列挙します。
・通貨(円建てか外貨建てか)
・目標リターン(パッシブかアクティブか)
・アクティブなら何を根拠に銘柄を選ぶのか(グロースかバリューか等)
・配当金の有無、頻度
・規模(純資産残高)
・過去のリターン

あともちろん、手数料(特に信託報酬)も大事です。
構造的に受託者の利益相反が生まれてしまうところなので。

それと、本来は運用者が誰かも見るべきなんでしょうね。
日本ではそこまで情報がないことも多いですが。

買ってから注意すべきこと

まずはリターンをチェックしてしまいますよね。
パッシブならインデックス(指数)との乖離が大きくないか、アクティブならベンチマークを上回っているか。

あとは目論見どおりに運用されているか。(例えば、株式で運用するファンドなのに株式の比率が低くなっていないか)
それと、規模が小さくなっていないか。

委託者の責任を果たさないとどうなる?

これらをやらないとどうなるか。
自分も購入時はともかく、買ってからのチェックはほとんどやってません。

基本的には自分が損する危険性が高まるだけで、誰かに責められることはありません。
ただ、よい商品を買うことで市場は(もっと言えば社会は)よい方向に向かっていくと考えられるので、そこに貢献できないのは少し残念ではあります。
まあそれは投資信託に限った話ではないですし、いちいちそんなことを考えながらモノやサービスを買っていくものでもないんでしょうが。

画竜点睛

自分で書いておいてなんですが、投資信託は買って終わりじゃないですね。反省。