男性誌の記事を取り上げない理由
男性週刊誌をネタにしない理由
雑誌記事等をネタに書くのを火曜にした理由は、おっさん向け(今やじいさん向け?)週刊紙の週刊ポストと週刊現代がよくマネー関係の記事を載せているからです。
しかし、今までほとんど当ブログのネタにしていません。
最大の理由は、大袈裟に不安を煽る見出しで読む気がしなくなってしまうためです。
例えば今週の週刊ポストの見出しは「「年金75歳支給」に備えて老後資産計画を書き換えろ」です。
記事の中身は・・・
読まずに批判するのもどうかと思うので、ざっと読んでみました。
なんでも、年金を75歳から選択受給できる制度の検討が始まったことから、
「いずれ年金をもらえるのは、みんな75歳からになるぞ」と想定して、3週にわたって特集しているのだそうです。
全員75歳からという想定自体かなり飛躍がありますし、お金のこと、家のこと、医療や家族関係まで悲観的な推測のオンパレードです。
解決策を提示するわけでもありません。
これを読んでどうしろというのでしょう?いたずらに不安を煽っているだけのように思います。
「こんなにひどいことを検討しているから、気をつけましょうね」と“啓蒙”してくれているのでしょうか。
やっぱり読む価値なかったな、という結論です。
女性誌と男性誌の違い
このブログで、女性向け雑誌の記事は何度かとりあげていますが、女性誌と男性誌でずいぶん読者との関係性が異なる気がします。
会話にするとこんな感じでしょうか。
[女性誌]
雑誌:ねえねえ、こんな節約の仕方あるよ
読者:へぇー、これならわたしにもできるかも。
[男性誌]
雑誌:おい、このままだとお前ら死ぬ前に破産するぞ!
読者:えっ、ほんとですか?どうしたらいいんだろう・・・。
40代男子の自分も違和感を感じているので、男女の違いというより世代間の違いなのかもしれませんが。
画竜点睛
いたずらに不安を煽る記事には要注意。
受け入れやすい言われ方には男女差や世代差がありそう。