楽しく堅実に資産を増やしたい

投資初心者に堅実な投資の情報を整理していきます

資産運用して楽しいことって?

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看板に偽りありですみません

少し前から、ブログタイトルと記事がマッチしてないなあと感じていました。
資産運用に役立つ記事とか心構えとか、そういうことを書こうと思って始めたブログで、その気持ちに変わりはありません。
これから少しずつ書いていきます。

自分の投資対象は…

いずれポートフォリオも載せたいと思っていますが、ひとまず自分が現在保有している運用商品を並べておきます。(順不同)
日本株式(個別銘柄 配当・優待狙い)
日本株式インデックスファンド、ETF
・外国株式インデックスファンド

ちょっと優待に弱い以外、特別なことはしていません。
あとは安定資産として銀行(ネット中心)の定期預金と個人向け国債があります。

資産運用の楽しみ=儲かること?

資産運用をして楽しいのはどんなときでしょう?
もちろん資産が増えたとき(儲かったとき)です。資産を増やすためにやってるんですから。

ただ、必ず儲かるとは限りません。未来はわからないから。

楽しみが儲かることだけだと、儲かっていない=楽しくないとなって、運用を続けていくことができないのではないでしょうか。
自分は運用を始めて10数年になりますが、儲かっていない時期もかなりありました。
それでも続けてきたということは、儲け以外にも楽しみを見出していたのではないかと思ったのです。

資産運用は服選びと似ている?

モノを買う楽しみってあると思います。
自分はモノを買わない方ですが、それでも自分が楽しんでいると感じるときがあります。

服を買おうと思って、あちこちで探して、迷って、決めて、場合によっては安くなるのを待って、買って、着る。
一番楽しいのは最後、お気に入りの服を着たときかもしれませんが、確実にそれまでの過程も楽しんでいます。

運用商品も“商品”である以上同じ楽しみ方ができると思いますし、実際してきたつもりです。

どの服を買えばいいのか、正解はないですよね。好きなファッションや似合うかどうかは人それぞれですから。
これも同じで、資産運用も好きなスタイルで楽しめばいい。

優待はおまけのようなもの?

自分は株主優待が好きなのですが、優待は普通の買い物で言えば“おまけ”のようなものです。
おまけ目当てに買い物するのはおかしいような気もしますし、時には優待で得られるメリット以上に損をしているときもあります。
でも、優待券を使って買い物するとすごく得した気分になります。

間違った行動なのかもしれませんが、自分でも解明し切れていなくてそれも含めて楽しんでいます。

ちなみに、“おまけつき”が何でも好きなわけではありません。
銀行の「宝くじ付き定期預金」には全く魅かれません(そんなお金があるなら金利を上乗せしてくれと思います)。

画竜点睛

未来がわからない以上、資産運用に絶対の正解はありません。
それぞれのスタイルで楽しみましょう。

週刊東洋経済「金融大淘汰」を読んで

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金融庁 森長官のインタビュー

最近の金融庁の取り組みが書かれ「対応できない金融機関は生き残れないぞ」という特集記事で、次の長官の予想も含め先々週の週刊ダイヤモンドの記事と似た部分もあります。

ただ、今回は冒頭に森長官のインタビューが載っています。
顧客本位の業務運営を目指す長官の姿勢を知っていれば、驚くべき内容はありません。例えば、
「洋の東西を問わず、顧客のニーズに応えた良質な商品・サービスを提供する主体が顧客に選ばれる。これはビジネスの基本だ。日本の資産運用業界は、それをやりきれていない面がいまだある」
といった具合です。

極めてまっとうな主張が並んでおり、この主張に戦々恐々としている金融業界は、かなり本筋から離れてしまっているのではないかと感じました。

フィンテックの成長でFPは不要になる?

特集の中に「最新版フィンテック人脈図 金融機関の大物も次々合流」という記事もありました。
外資系証券等で経験を積んだ若手が立ち上げた会社に、大手金融機関の大物経営者が移っているというもので、フィンテック(AI等の技術を利用した新たな金融サービス)を手掛ける企業とそのサービスはこれから伸びていきそうだな、という印象を持ちました。

フィンテックの中でも「ロボットアドバイザー」というサービスは既に競争が激しくなっています。
お客様の投資志向を確かめてシステム的に適した商品を紹介し、会社によっては自動で商品の購入もしてもらえるものです。

これってまさにFPの仕事ですよね?
「投資と言っても何をすればよいかわからない」と言っている人も、「わからないけど、ロボットアドバイザーの指示通りに投資を行ってます」という時代が来るのかもしれません。
そうなってもFPとして必要とされることは何か、よく考えてみたいと思います。

画竜点睛

顧客のニーズに応えた良質なサービスを提供するFPになりたい。

相続税の申告 その6~固定資産評価証明書を入手しました

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固定資産評価証明書とは?

相続税の申告の際、家屋の評価額は
固定資産評価額となります。
家をお持ちの方はおなじみかと思いますが、
毎年送られてくる固定資産税の納入通知に
書かれています。

相続財産に家屋が含まれている場合、
相続税の申告や登記申請に「固定資産評価
証明書」を添付する必要があります。
都税事務所や市町村役場で入手できます。

土地は、所在地によって路線価方式と
倍率方式の二種類の評価方法があり、倍率
方式の場合は証明書が必要になります。

まずは北海道の土地

遠いので郵送で請求しました。
所在地の役場のHPを見て、念のため
電話で問い合わせもしました。
HPからダウンロードした申請書に記入し、
父の謄本と自分の免許証のコピー、手数料、
返信用封筒を同封して役場宛に郵送。

1週間足らずで証明書が無事送られて
きました。謄本も返してもらえました。

手数料(300円)は郵便小為替という
もので送りました。郵便局で簡単に買える
のですが、手数料100円は高い!
でも指定なので仕方ありません。

都税事務所で家屋の証明書を取得

自宅家屋の方は、直接都税事務所に行って
きました。
郵送より楽と言えば楽ですが、平日日中
しかやってないのでなかなか行けません
でした。

せっかくとった登記事項証明書を忘れて
しまい家屋番号がわかりませんでしたが、
地番がわかったので大丈夫でした。

謄本と免許証は提示したら窓口の人が
コピーをとってました。

自分の戸籍が必要な場合も…

固定資産評価証明書は相続人であれば取得
可能ですが、亡くなった方の戸籍謄本に
名前が載っていなければ、自分が相続人で
あることがわかる資料(自分の謄本等)も
提示する必要があります。

戸籍は改製という、書式そのものの変更が
時々行われ、最近では平成6年に行われて
います。ただ、実際に役所で対応して
新しい戸籍になるのは役所ごとに異なります。

父の本籍地で対応したのは自分が結婚する
数か月前だったので、父の謄本に自分の
名前も入っててラッキーでした。

その数年前に結婚した兄の名前はなくて、
二男としては不思議な気分ですが。

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案ずるより産むが安し。
やってみればそれほど苦労なく入手できました。

FP1級の合格証書と合否通知書が届きました

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合格証書が届きました

合格に浮かれて、本日2度目の更新です。
(1度目は朝書いたこちらです。)
今日家に帰ったら、薄いが大きな段ボール
(意味不明ですね)が届いていました。

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大きさが伝わるようにコンセントプラグと
一緒に写しましたが、そんなことしなくても
「A3の合格証書が入っていました」と
書けば伝わりますね。
2級・3級はA4サイズで封筒に入って
いたので、扱いの違いを感じます。

証書そのものも載せようかと思いましたが
あまりにも浮かれすぎなのでやめました。

得点は・・・

大きな合格証書と一緒に、圧着ハガキも
入っていました。合格通知書です。
得点が書いてあるのでペリペリッと
めくってみると…

「エッ!」
と思わず声が出てしまいました。
120点台です。
「手ごたえあった」とか言いながら
ギリギリと言うべきレベルです。

慌ててあれこれ調べてみると、まず今回の
合格率は86.5%(きんざいHPより)なので
問題が難しかったとかではないようです。

続いて、過去に受かった人の記事を見ました。
同様の感想(自分で思ってたより得点が低い)
を持たれている人が多いようなので
そういうものなのだと納得しました。

「慢心せず、これからも精進するように」
というきんざいさんの親心と思うことにします。

画竜点睛

浮かれすぎ注意。

(次回から通常モードに戻ります)

FP1級実技試験 合格しました!

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FP1級実技 合格発表

昨日は6月に受検したFP(ファイナンシャルプランニング技能士
1級実技試験の合格発表日でした。
結果は合格でした。

受検後の手ごたえもありましたし、合格率8割
なので大丈夫だろうと思っていました。
自己採点でボーダーすれすれだった1級学科の
ときのほうが、喜びは大きかったです。

とは言え、もちろんうれしいですし、あれこれ
受けてきた資格試験もこれでひとまず終了かな
というほっとした気持ちはあります。

きんざいの合格発表サイト

FP試験の主催団体は2つありますが、自分は
ずっときんざい(金融財政事情研究会)で受検
してきました。

いつも合否は発表日にきんざいのサイトで確認
してきましたが、喜びの後一抹の不安が芽生え
ます。
「自分は本当に合格しているんだろうか…?」

受検番号しか入れず氏名が表示されないことと
スマホ用サイトがなくて文字が小さいことが
原因でしょうか…。

(見たことある人にはわかってもらえると思う
 のですが、私だけでしょうか?)

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応援・協力してくれた家族に感謝。
試験はありませんが、今後も勉強を続けていかな
いとですね。

一橋フォーラム21「マネー」第5回「仮想通貨革命」を受講して

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講師は野口悠紀雄先生

先週の話になりますが、セミナー(一橋フォーラム21「マネー」)に行ってきました。
先月に続き2度目です(前回記事はこちら)。

今回の講師野口悠紀雄先生は、自分が在学していた頃
経済学部の教授から東大に移った有名な先生ですが、
自分は学部が違うこともあり講義を受けたことは
ありませんでした。

自分にとっては、在学当時ベストセラーになった「超整理法
という本の著者というイメージが強いです。

テーマは仮想通貨

ちょうど新聞を賑わせているビットコインで何が起きているか
もわかりやすく教えてもらえました。

ビットコインには発行主体がなく、「民主的な事業主体」で
あることに意味があり、いずれ金融以外にもこの形態が
広がれば世の中が大きく変わる可能性がある、というのが
今回の主題でした。

自分は国家が発行・管理する通貨と民間が発行する仮想通貨の
対立の行方が気になって受講しましたが、そもそも主体が
ないので戦いようがないのかも、と思いました。

年を取っても・・・

前回もそうでしたが、このセミナーは質問の時間が長くとられ、
次々質問が出て講師の方がどんどん答えていました。

年齢を重ねた方の質問からは、中央集権の世界しか経験がなく
民主的な事業主体を想像できていないのかな、と思わせるもの
もありました。

しかし、隣の席の大先輩は始まるまで英語の文章を読んで
いましたし、300人以上の受講者のうち半分以上はOB世代。
自分は仕事をいつまで続けたいという明確な意志はありませんが
死ぬ直前まで好奇心は失わず、学び続けていきたいとは思います。

画竜点睛

AIの進化などによって、「民主的な事業主体」は
世の中全体に広がる可能性があります。

そうなったとき人は何をするのか?
労働者として人が行う仕事は意外とあるのでは?というのが
先生の考えでしたし、自分もそう思っています。

人間らしい(機械にはできない)FPになりたいものです。

相続税の申告 その5~法務局行ってきました

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今週の某日、出勤前に法務局に行ってきました。
無事に不動産の登記簿謄本その他を入手できました。

申請の方法

朝イチ(8時半)に行っても一番乗りではありません
でしたが、さすがに空いてました。
書けるところは書いて紙の申請書を窓口に提出し、
「家屋番号がわからない」旨を告げると、
「土地の地番と家屋の所有者を書いて下さい」
と言われ、地番はわかったので記入しました。
(家屋の所有者はもちろん亡くなった父です)

地籍測量図と家屋図面も同時に請求したところ
「公図はいいですか?」と確認され、こちらは断りました。
地籍測量図の方が公図より詳しいので不要だと思った
のですが、正解だったのかまだよくわかっていません。

無事に入手

5分くらい待ったでしょうか、呼ばれたのでカウンターに
行くと、謄本と地籍測量図、家屋図面が印刷されており、
間違いないか確認を求められました。
これじゃない、と言えば違うのを出してくれるんですかね。
なかなか親切です。

OKと言ってから印紙を買いに行き、再びカウンターに
戻って印紙を貼ると、謄本や図面をもらえました。
印紙代は謄本が1通600円、図面が1通450円、それぞれ
土地、建物両方とったので合計2100円でした。
全部は使わない気もしますが、何がどうなっているのか
きちんと確認しておきたい気持ちがあったので。
ちなみに借地権は登記されていませんでした。
(借地の上に建つ家屋が登記されていれば、借地権が
登記されていなくても第三者に対抗できるらしいです)

次は固定資産評価証明書

相続税の申告のために必要なのはむしろ固定資産評価証明書
のほうで、こちらは都税事務所や市町村役場で取得できます。
次の機会に。

画竜点睛
地番や家屋番号がわからなくても、法務局に行けば
謄本はとれます!